
最近、まめタマの金運センサーが家族カードに強く反応しています。
家族カードは、うまく活用すれば家計管理が楽になって、しかもポイントも効率よく貯められる優れものです。でも「仕組みがよく分からない」「本当にお得なの?」という疑問を持つ人も多いでしょう。
この記事では、家族カードの基本的な仕組みから、メリット・デメリット、そして実際の申込方法まで、初心者にも分かりやすく解説していきます。読み終わる頃には、あなたの家庭に家族カードが必要かどうかがハッキリ分かるはずです!
家族カードの基本概念

家族カードとは?
家族カードとは、クレジットカードの本会員が、配偶者や子どもなどの家族に発行できる追加カードのことです。別名「ファミリーカード」とも呼ばれています。
基本的な仕組みは以下の通りです:
項目 | 内容 |
---|---|
本会員 | 主契約者(通常は世帯主) |
家族会員 | 本会員の家族(配偶者、18歳以上の子どもなど) |
利用代金 | 家族全員の利用分が本会員に請求 |
ポイント | 家族全員の利用分が本会員のアカウントに合算 |
年会費 | 本会員より安い(無料の場合も多い) |
一般的なクレジットカードとの違い
通常のクレジットカードは個人が単独で契約しますが、家族カードは「家族ぐるみ」でカードを利用するシステムです。
個人カード
- 1人1契約
- 利用額・ポイントは個別管理
- 年会費もそれぞれ
家族カード
- 1契約で家族全員分
- 利用額・ポイントは本会員に集約
- 年会費は家族分まとめて(割安)
家族カードのメリット・デメリット

家族カードの7つのメリット
メリット1: 家計管理が劇的に楽になる
家族全員のクレジットカード利用が一つの明細書にまとまるので、家計管理が本当に楽になります。
- 食費、光熱費、娯楽費などが一目で把握できる
- 家族の無駄遣いもチェックしやすい
- 確定申告の際の資料整理も簡単
メリット2: ポイントが効率よく貯まる
家族全員の利用分が本会員のポイントアカウントに合算されるので、ポイントがザクザク貯まります!
例えば:
- 夫: 月5万円利用
- 妻: 月3万円利用
- 子ども: 月1万円利用
- 合計9万円 → ポイント還元率1%なら月900ポイント!
メリット3: 年会費が割安
多くのカード会社では、家族カードの年会費は本会員より安く設定されています。
カード例 | 本会員年会費 | 家族カード年会費 |
---|---|---|
楽天カード | 無料 | 無料 |
三井住友カード(NL) | 無料 | 無料 |
JCBゴールド | 11,000円 | 1,100円(1人目無料) |
メリット4: 審査が通りやすい
家族カードは本会員の信用情報を基準にするので、家族会員自身の年収や勤務先はほとんど問われません。
- 専業主婦でも発行可能
- 学生でも親の信用で発行
- パート・アルバイトでもOK
メリット5: 特典・サービスが家族で共有
本会員が受けられる特典やサービスを、家族みんなで享受できます。
- 空港ラウンジサービス
- 旅行保険
- ショッピング保険
- 優待サービス
メリット6: ETCカードも複数発行可能
多くのクレジットカードでは、家族カード1枚につきETCカードを1枚発行できます。
- 夫婦それぞれの車にETCカード
- 高速料金も家族カードに合算請求
- ETCマイレージも効率よく貯まる
→ 高速代を今すぐ節約!ETCカードのメリット・申込方法を徹底解説
メリット7: キャッシュレス決済との連携
家族カードも各種キャッシュレス決済サービスに登録できるので、家族全員でポイント3重取りも可能です!
- PayPay、楽天Pay等のスマホ決済
- iD、QUICPay等の電子マネー
- Apple Pay、Google Pay
家族カードの注意すべきデメリット
デメリット1: 利用額が筒抜けになる
家族の利用明細が全て本会員に分かってしまいます。
- プライバシーの確保が難しい
- サプライズプレゼントの購入がバレる
- 個人的な支出を隠せない
対策: 必要に応じて個人用のクレジットカードも併用する
デメリット2: 支払い責任は本会員に集中
家族がいくら使っても、支払い責任は100%本会員にあります。
- 家族の浪費をコントロールしにくい
- 支払い能力を超える利用のリスク
- 延滞すると本会員の信用情報に影響
対策: 利用限度額の設定や定期的な利用状況チェック
デメリット3: ポイント・特典が分散されない
ポイントが本会員に集中するので、家族会員個人では特典が使いにくいことがあります。
- 家族会員名義での特典交換ができない場合
- ポイント利用の決定権が本会員にある
対策: 家族で話し合ってポイント利用方法を決めておく
デメリット4: 本会員に何かあった時のリスク
本会員が病気や失業などで支払い能力を失うと、家族カードも全て使えなくなる可能性があります。
対策: 万一の事態に備えて家族会員も個人カードを1枚は持っておく
家族カードの種類・分類

家族カードは大きく分けて3つのタイプがあります。まめタマと一緒に見てみましょう!
一般カード系家族カード
特徴: 年会費無料または格安、基本的な機能
カード名 | 本会員年会費 | 家族カード年会費 | 特徴 |
---|---|---|---|
楽天カード | 無料 | 無料 | 楽天ポイント1%還元 |
イオンカードセレクト | 無料 | 無料 | イオン系列で優待 |
エポスカード | 無料 | 無料 | 全国10,000店舗で優待 |
おすすめする人: カード初心者、年会費を抑えたい家庭
ゴールドカード系家族カード
特徴: 充実したサービス、中程度の年会費
カード名 | 本会員年会費 | 家族カード年会費 | 特徴 |
---|---|---|---|
楽天ゴールドカード | 2,200円 | 550円 | 空港ラウンジ年2回無料 |
dカード GOLD | 11,000円 | 1,100円 | ドコモ料金10%還元 |
三井住友カード ゴールド(NL) | 5,500円※ | 無料 | 年100万円利用で翌年無料 |
2025年9月時点の情報です。必ず公式サイトで最新情報を確認してからご登録ください。
おすすめする人: そこそこの特典を求める家庭、年間利用額が多い
プラチナ・ブラックカード系家族カード
特徴: 最高級のサービス、高額な年会費
カード名 | 本会員年会費 | 家族カード年会費 | 特徴 |
---|---|---|---|
アメックスプラチナ | 143,000円 | 無料(4枚まで) | コンシェルジュサービス |
JCBプラチナ | 27,500円 | 3,300円 | プラチナ・コンシェルジュデスク |
おすすめする人: 高年収家庭、充実したサービスを求める人
家族カードの申込方法・利用開始手順

家族カードの申込から利用開始までの流れを、ステップ別に詳しく解説します!
ステップ1: 申込条件の確認(所要時間: 5分)
まず、家族カードを申し込める条件をチェックしましょう。
本会員の条件
- クレジットカードを既に持っている
- 良好な利用実績(延滞履歴がない)
- 安定した収入がある
家族会員の条件
- 本会員と生計を同一にする家族
- 年齢制限(一般的に18歳以上、高校生除く)
- 配偶者、子ども、両親が対象(同居が条件の場合も)
ステップ2: 必要書類の準備(所要時間: 10分)
申込に必要な書類を準備しましょう。
本会員が用意するもの
- 本人確認書類(運転免許証など)
- 家族関係証明書類(住民票、健康保険証など)
家族会員が用意するもの
- 本人確認書類
- 口座振替依頼書(別途引き落としを希望する場合)
ステップ3: 申込手続き(所要時間: 15-30分)
申込方法は主に3つあります。
オンライン申込(最も簡単)
- カード会社の公式サイトにログイン
- 「家族カード申込」を選択
- 家族会員の情報を入力
- 必要書類をアップロード
- 申込完了
電話申込
- カード会社のコールセンターに電話
- 本人確認(本会員)
- 家族会員の情報を口頭で伝える
- 後日、書類を郵送で提出
店舗申込
- カード会社の店舗に来店
- 申込書に記入
- その場で書類提出
- 手続き完了
ステップ4: 審査・発行(所要時間: 1-2週間)
申込後の流れは以下の通りです。
- 書類審査(1-3営業日)
- 家族関係の確認
- 家族会員の年齢確認
- 本会員の利用状況チェック(即日)
- 延滞履歴の確認
- 利用限度額の空き確認
- カード発行・発送(3-7営業日)
- 家族会員宛に郵送
- 本人限定受取郵便の場合も
ステップ5: カード受取・利用開始(所要時間: 当日)
カードが届いたら、以下の手順で利用開始しましょう。
- カード到着の確認
- 名前・有効期限の確認
- カードに破損がないかチェック
- 裏面に署名
- 必ず本人がサインする
- 鉛筆は不可、ボールペンで記入
- 初回利用
- 暗証番号の確認(本会員と同じ場合が多い)
- 小額での動作確認
- 各種サービスの登録
- ネットショッピングサイトに登録
- スマホ決済アプリに登録
- ETCカードの申込(必要に応じて)
注意点: カード到着から利用開始まで、当日中に完了できます。
よくあるトラブルと対処法
トラブル1: 家族会員の審査に落ちた
原因:
- 家族関係の証明が不十分
- 家族会員の年齢が条件を満たしていない
対処法:
- 住民票など確実な証明書類を再提出
- 年齢条件を再確認し、条件を満たしてから再申込
トラブル2: カードが届かない
原因:
- 住所変更が未完了
- 郵便局での保管期限切れ
対処法:
- カード会社に連絡して配送状況を確認
- 住所変更手続きを完了させる
- 再発行を依頼する
トラブル3: 利用限度額が足りない
原因:
- 家族全員の利用で限度額に到達
- 本会員の信用状況の変化
対処法:
- 利用限度額の増額を申請
- 利用額を一時的に抑える
- 複数のカードを使い分ける
相談先:
- カード会社のコールセンター(24時間対応が多い)
- 公式サイトのチャットサポート
- 最寄りの店舗
まとめ: 家族カードを味方につけよう

さて、家族カードについて詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
家族カードの要点整理:
- ✅ 家計管理が劇的に楽になる – 全員の利用が一つの明細に
- ✅ ポイントが効率よく貯まる – 家族の利用分が合算される
- ✅ 年会費が割安 – 個別契約より断然お得
- ✅ 審査が通りやすい – 本会員の信用を活用
- ✅ 特典を家族で共有 – 空港ラウンジや保険も対象
一方で、利用明細が見られてしまうプライバシーの問題や、本会員に支払い責任が集中するリスクもあることを忘れてはいけません。
今すぐできる最初の一歩:
- あなたが持っているクレジットカードで家族カードが発行できるかチェック
- 年会費と特典のバランスを家族で話し合う
- まずは配偶者分の1枚から申し込んでみる
家族カードをうまく活用して、あなたの家庭の家計管理を次のレベルに押し上げてみましょう!